スイカ
幼き頃、父が美味しいスイカを作っていた。
水はけの良い砂地のスイカは最高に甘かったのを覚える。
人魚ちゃん(とは言わんかったけど)甘いのん探そう。
畝に転がってるスイカをポンポンと指ではじきながら音を確かめていた。
音を聞きながら父はスイカと話をしていた。
父の選んだスイカにハズレはなかった。
畑仕事の終わるまで小川にスイカを転がして冷やしたのを覚えてる。
足の先がしびれるような小川に入って、
兄と二人で冷えたスイカにかぶりついたのが懐かしい。
昨日、池ちゃんから頂いたスイカ。
この変形具合がどこか懐かしい。
最近売られてるのはあまりにも綺麗(美人)すぎる。
アタイはポンポンしてもスイカとはお話ようせんし・・・
迷わず大きいほうを切った。
わっ。
真っ赤っか。
綺麗やねぇ。
かぶりついた。
アタイ、果物は冷蔵庫には入れません。
自然のんが好き。
ギンギンに冷えたのんって・・果物の甘さや味が飛んでしまうし。
by marsuyuuri | 2007-07-25 08:09 | Comments(2)